手羽めんたい ・・・ 手羽先の明太子詰め
1)手羽先の下ごしらえ
最初に手羽先の骨を抜きます。両手で持って、関節の部分でポキンと骨を折り離してください。離れにくい場合は調理ばさみを使うと便利です。
次に、手羽先の根本から指を入れて、骨を抜き取ってください。筋と骨がくっついていて離れにくいので、骨沿いに人差し指を入れて端から順に筋を引きはがしたり、骨を持ってヒネリながら引っ張ると、比較的簡単にとることができます。うまくいかない場合は、靴下の様にひっくり返しながらナイフを使って肉を切り離していっても構いません。
次に手羽先に下味を付けます。塩と胡椒を骨を抜いた内側に指先で塗り込む様にします。「ふじいの明太子」は味付けがシンプルなので、塩の量は普通で構いません。また手羽先の外側にも同様に塩・胡椒で軽く味付けします。明太子が入らない先の方まで食べたい人は、先の部分は少し多めに塩・胡椒をしておくと良いでしょう。
2)明太子詰め
薄皮をはいで軽くほぐした明太子を、骨を抜いてできた袋状の空洞へ詰め込みます。
明太子の量は抜き取った骨の半量程度にとどめてください。火を通すと明太子が膨らんで、ちょうど良い大きさになります。
なお明太子がこぼれない様に多少奥の方に詰め気味にしておけば、手羽先の切口は楊枝などでとめなくて大丈夫です。
3)焼き上げ
フライパンにクッキングペーパーをしき、明太子を詰めた手羽先を並べ、まずは中火で軽く両面に熱を通します。焦げ付かないので、フライパンに直接油をひいて焼くよりも簡単に焼くことができます。
次に細火にしてじっくりと中まで火を通します。その際明太子が弾けて飛ぶことが多いので、フタをした方がいいでしょう。
数分で手羽先には火が通りますので、あとはお好みによって明太子の中までじっくり火を通してもいいですし、あるいは半生くらいでも美味しくいただけます。